こんにちは、Harukaです。
私は今年で31歳になりました!そして誕生日の前にギリギリでフランスワーホリのビザを申請し、無事にビザを取得することができました!
「本当に間に合う?」「書類ぜんぶ足りてるだろうか…」と最初は不安だらけでしたが、結果は拍子抜けするほどスムーズに手続きできました。
この記事では、私の体験をもとに「申請時に気をつけたいポイント」「当日の流れ」「ビザが届くまで」などを、具体的にご紹介します。
フランスワーホリビザの申請条件とは?【2025年版】
フランスのワーキングホリデービザを取得したいと思っている方にとって、まず最初に気になるのが『年齢制限』ではないでしょうか?
フランス大使館によると以下の通りです。(2025年7月28日現在)
在日フランス大使館 https://jp.ambafrance.org/article6252
- 申請時に満18歳以上31歳未満であること (31歳の誕生日の前日まで申請が可能)
- フランスを知るための渡航で、なおかつ仕事に就く意思があること
- フランスへのワーキングホリデービザを過去に取得していないこと
- 子供同伴ではないこと
またこのビザの特徴・注意点は下記の3つです。
- ビザは1年間、フランス本土の各県においてのみ有効(海外県・海外領土は除く)
- フランス滞在中に滞在期間の延長や滞在資格の変更はできない
- ビザの発給は1回限りのため、フランス滞在中や出発前にパスポートを紛失、盗難されても再発給されない
たいていの人は、ビザ申請をする際にエージェントを探して依頼すると思いますが、フランス大使館では以下のような警告を出しています。
注意:フランス大使館は、有料のサービスを勧めて、当該ビザについて案内しようとしたり、ビザ取得の手助けをしようとする仲介業者に対し、警告します。
もしかしたらオーストラリアやカナダなど他の国ではエージェント利用でも問題ないかもしれませんが、昨今、悪質なエージェント詐欺が横行していたり、費用が余計にかかったりするので、ビザ申請は自力で行う方がいいでしょう。
書類集めは大変ですが、案外自分だけでやってみたら、当日の手続きは拍子抜けするほどあっさり終わるのであまり心配しなくても大丈夫ですよ🙆
フランスワーホリビザの申請方法【3〜6ヶ月前からの準備スケジュール】
ここでビザ申請の流れをみてみます。ワーホリビザの申請準備は最低でも3ヶ月〜6ヶ月前には始めておくことをおすすめします。
ビザ申請予定日・入国したい日を決める
まず重要なビザ申請をいつするのかを仮でもいいのであらかじめ決めておきます。
決める時のポイントとしては、31歳になる誕生日の前日までと申請してから3ヶ月以内に出国できる日です。これを鑑みて自分の都合いい日を決めます。
私の場合は、GWをはさんで誕生日の数日前に申請を行いました。
1ヶ月前に準備しておくべき書類のスケジュールを入れておく
仮でもよいので申請日が決まったら、その日から1ヶ月以内に準備する書類をスケジュールに入れておきます。
- 健康診断書の用意
- 銀行の残高証明書の発行
- 海外旅行保険加入
リマインダーをセットして、ちょうど1ヶ月前になったら予約や書類の申請を進めていきましょう。
ちなみに私は、残高証明書は住信SBIネット銀行で取り、旅行保険はグローブパートナーを利用しました。https://www.acs-ami.com/jp/globe_guarantees-jp.php
健康診断は地元で診療所を見つけて、簡易的な診断プランを選びました。健康診断を予約する際はあらかじめ担当医師に、「健康である」と明記してくださいとお願いしておきましょう。
2ヶ月〜3ヶ月前にやること
遅くとも、2〜3ヶ月前には下記の書類を作成しておきましょう。
- ワーキングホリデービザ申請書
- 滞在中の計画書および履歴書
- 申請動機作文
- ワーキングホリデービザ宣誓書
この書類の中で一番時間がかかるのが申請動機作文です。これは英語かフランス語のみかで書かないといけません。
私の場合はまず最初に日本語で、フランスでやりたいことやなぜフランスワーホリを選んだのかを中心に動機を仕上げました。
そしてchatGPTに添削を何度か繰り返してもらって仕上げました。ここまで全てオンラインで書き、文章が完成したら大使館のサイトでダウンロードしておいた紙にボールペンで一気に書き上げました。
結構文章がきつきつになるほど長く書いたので、読みづらかったかも…と少し不安になりましたが、それでも気持ちを込めて書いてよかったと思っています。
滞在計画書は、フランスに行ったらやりたいことを書き出すことから始めてみましょう。
パリを観光したい、この学校でフランス語を学ぶつもりだ、このカフェやパン屋に行きたいなど、やりたいことベースに箇条書きで書いていき、最初の月に「空路で日本からフランスへ渡航」、「まるまるホテルに宿泊」など追加します。
そして最後の月に「何月何日に日本へ帰国」と書けばOKです。
最終的に計画書と多少やることが違ってもあくまで予定なので問題ないでしょう。
書類の準備はできるものから早めに準備しておくと、1ヶ月をきってあれがないと慌てずに済みます。
原本とコピー、どう違う?よくあるミスと注意点
申請する書類を準備する上で気をつけておきたいのが、原本とコピーが必要な書類があることです。
銀行口座残高と海外旅行保険は原本とコピーを2枚提出します。なのであらかじめ原本を取得しておく必要があるのですが、だいたい書類ってPCで作成しますよね?
なので基本、自分でカラーコピーとモノクロコピーの2つずつ印刷すれば大丈夫です。
私が提出した時も、銀行口座の残高は銀行のサイトからPDFをダウンロードしたものをカラーコピー、そしてサイトから880円払って申込んだものを原本としていました。ただ実際に届いた原本は、自分で銀行のサイトからダウンロードしたものより簡素な作りでモノクロでした。
この2枚で提出したところ、わざわざ取り寄せたモノクロコピー(原本)は返却されて、自分でダウンロードして印刷したコピーが大使館に回収されました。
なので海外保険旅行も原本を申し込むのを忘れたけど取り寄せる時間がない!っていうときはコンビニや自宅のコピー機でカラー印刷で用意しましょう。その方が楽だし、費用も安く済みます。
フランス大使館での提出当日の流れと注意点
最後に実際に大使館へ提出しに行った時の流れを教えます。私は2025年5月2日の午前10時に予約を取りました。前日の夜から高速バスに乗って東京へ行き、当日朝8時に到着しました。
予約した時間を再度メールで確認し、遅刻しないようにしましょう。
大使館は広尾にあります。入り口はセキュリティーで閉じられていますが、ガラス越しに警備員さんとアイコンタクトを取ったら開けてもらえます。
入ると、予約したメール画面とパスポートを見せます。確認が取れたら、かばんの中身をチェックしてもらって、それが終わってから中に入ることができます。
中に入ると、特に受付などはなく自分の名前が呼ばれるまで椅子に座って待ちます。
この時やっておきたいのが、これから提出する書類の確認です。
まずダウンロードしたチェックリストをみて、リストにある順番に並べていきましょう。私は順番がバラバラだったので再度並び替えるようにと言われてしまいました。
正しい順番にしたら、一番上にチェックリストをのせればOKです👍
そして名前が呼ばれたら、職員さんのところへ行って書類を提出します。あとは言われるままに志望動機をマイクに向かって言ったりすれば手続きも終わります。
ビザはいつ届く?申請から発給までの日数
私が申請した日はGWの祝日前でした。なのでGWをはさんでだいたい1週間程度でビザが発給されました。特に祝日もない平日であれば、時期にもよりますがだいたい2〜3日程度でパスポートが返却されると思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ビザ申請って難しそうに思えるけれど、実際はひとつひとつ丁寧に準備すればきっと大丈夫。
この記事があなたの一歩を後押しできたら嬉しいです。
À bientôt!